勢いで「PlayStation VR2」を買ってしまった人の雑感(辛口です)
皆さんこんにちは。3Dのゲームでは基本的に酔ってしまうシオナイト(@sheonite)です。オーバーウォッチ2を毎日プレイすることで、かなり耐性は付きましたが。
さて、そんな私が、どう考えても身体的に相性が悪そうなハード「PlayStation VR2」を買いましたので、発売日初日(2023年2月22日)の雑感をお伝えしたいと思います。
購入しようと思った理由(個人的期待)
まぁほぼ衝動買いです。
いろんなWeb上のレビューを読んで、「こんな最強ハードが7万5千円で買えていいの?」と思ったのと、ぼくのかんがえたさいきょうのかんきょうを構築できるのではないかと期待したからです。
期待していた点は次の2つ。
- グランツーリスモ7のプレイ体験が実車に近ければハンコンとシートを揃えてシミュレーター作れるんじゃね?
- シネマティックモードでNetflix等を鑑賞したらもう映画館行かなくてよくね?
まだ数時間しか触っていませんが、残念ながら上記の期待には応えられないハードだなと感じました。
実際使ってみた感想
1.グランツーリスモ7
ありとあらゆるブロガー、Youtuberが「実車じゃん!」と絶賛していますが、少なくとも私はそうは思えませんでした。
スペック上は両眼4K画質と言われていますが、体感はフルHDより落ちる印象です。HD(1280×720)程度に思える。細かい文字とか読めない。
ピクセル間の隙間などは目につきませんが、全体的にジャギーな感じがします。
あと、フィルター越しに見ているようなモヤっとした感じも少しあります。なんともスッキリしない。
屈折率の高いレンズが使用されている弊害なのか、周辺部のピントが甘い(※)です。顔を動かさずに視線だけで画面端を見ると、文字がぼやけており、気になります。
※フォービエートレンダリングのことを言っているわけではないです
とはいえ立体感は凄い。車のスピード感が良く伝わりますし、コースの起伏や、コーナー前のこのあたりでブレーキを掛けないとマズい!という感覚が、実車に乗っている時のそれに近いです。
視覚から入ってくる情報が現実に近づくのは良いのですが、急ハンドルを切った時などに体が感じるGの変化が無いため、脳がバグります(笑)。
私はあっという間に3D酔いしてしまいました(笑)。なんとか慣れるよう頑張ろうとは思いますが。
2.シネマティックモード
目の前に大型スクリーン(テレビ)があるように表示する「シネマティックモード」という機能。
漆黒の闇に浮かぶ大スクリーンと自分以外存在しない、映画好きにはたまらない空間をPSVR2(とPS5)だけで構築することができます。
公式ではフルHD画質(1920×1080)相当とのこと。画面の大きさは設定で変えられます。最大にすると迫力は増しますが、字幕映画では顔を下に向けないと字幕が読めなくなるという弊害が発生します(笑)。
で、結局こちらもGT7の感想と同様ですね。フルHDより落ちる画質と不鮮明な周辺部が気になって仕方がなかったです。
これは慣れなのか、それとも装着の仕方が悪かったのか。もう少し検証が必要だと思いました。
あとがき
ということで以上、「PlayStation VR2」購入初日の雑感でした。
SNS等では大満足!!という意見が大半なので、私のような異端者の意見は無視していただいてもいいですが、買おうかどうか迷っている人は、購入した友人にプレーさせてもらうか、店頭のデモで一度試してみることをオススメします。安い買い物ではないですからね。
色々不満を書きましたが、同時発売のシューティングゲーム「Rez Infinite(PSVR2対応版)」は最高です!操作も非常に洗練されていて、電脳空間にダイブする感覚を全身で味わうことができます。
しかも、このゲーム3D酔いしにくいです。この私が言うんだから間違いない(笑)。
しばらくは「Rez Infinite」専用機になりそうです。
ではまた。
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