機械音痴なMacユーザがPCの自作にチャレンジしてみる(その6:完結編)

2019年12月2日

マザボ買いまし(増し)た。

皆さんこんにちは。段々、Macへの興味が薄らいできた(問題発言)Appleユーザグループ代表のシオナイト(@sheonite)です。

さて、前回、マザボの不良で自作PCを仕上げられなかった訳ですが、代わりのマザボをゲットしましたので、今回はパーツ紹介からPC組立、ベンチマークまでお届けしようと思います。自作PC完結編です。

今回ゲットしたパーツ

マザーボード

ASUSの「TUF Z390-PLUS GAMING」です。ドスパラ通販にて、14,980円で購入。

今回購入した「ASUS TUF Z390-PLUS GAMING」の箱正面。
今回購入した「ASUS TUF Z390-PLUS GAMING」の箱正面。

今回購入したマザボは先日不具合が発覚したROG STRIX」よりも下のモデルみたい。確かに安いし付属品も少ない。

こちらは箱の裏。
こちらは箱の裏。

バックパネルなんてアルミかステンレスか知らないけど、地金のままです。潔いといえば潔い。無骨と言うべきか。

バックパネル。シンプルすぐる。
バックパネル。シンプルすぐる。

付属品もSATAケーブル2本くらいしかありませんでした。ストレージをたくさん付けたいと思っている場合は注意が必要です。

耐久性の優れた部品を使っているのがTUFシリーズの特徴らしいですね。壊れにくいことはいいことです。初めてゲーミングPCを組み立てる私のような人にとっては必要十分といった感じ。

CPUクーラー用LEDファン

サイズの「Kaze Flex 120 RGB」です。ヨドバシ博多にて、1,710円で購入。

サイズの光るCPU(ケース)ファン。ASUSのaura syncに対応してます。
サイズの光るCPU(ケース)ファン。ASUSのaura syncに対応してます。

以前購入したCPUクーラー虎徹 Mark II」付属のファンが光らないのが寂しくて、交換用に購入しました。

虎徹 Mark II」と使用している部材も構造も基本的に同じで、寸法もピッタリなので、「虎徹 Mark II」のファンを光らせたいと思っている方はこれをチョイスしましょう。

動いてるところ。aura sync対応なので、マザボ、ケースファンと同じ色で発光させることが可能です。
動いてるところ。aura sync対応なので、マザボ、ケースファンと同じ色で発光させることが可能です。

コネクタ脱着ケーブル

ainexの「コネクタ簡単脱着ケーブル EX-004」です。ヨドバシ博多にて、438円で購入。

コネクタ簡単脱着ケーブル。マザボ不良で組んだりバラしたりを繰り返さなかったらまず購入なんて考えなかったパーツ。
コネクタ簡単脱着ケーブル。マザボ不良で組んだりバラしたりを繰り返さなかったらまず購入なんて考えなかったパーツ。

PCケースから伸びるフロントパネルスイッチ(電源ボタンとか)のコネクタピンは、バラバラに分かれていてマザボに挿し難いんですよね。文章で伝えるのは難しいですが、自作したことがある方はなんとなくわかって頂けると思います(笑)

そのバラバラなピンたちを、この簡単脱着ケーブルでまとめてしまおう、というわけです。

肝心の写真は撮り忘れてしまってる訳ですが。

CPUグリス

Thermal Grizzlyの「TG-K-001-RS」、通称『熊グリス』です。ヨドバシ博多にて、818円で購入。

よく冷える(であろう)熊グリス。
よく冷える(であろう)熊グリス。

前に同じメーカーのTG-H-001-RSを買いましたが、使い切ってしまったのでまた買っちゃったんです。

最初に書いたとおり、組立後に起動しなかったため、不良箇所を絞り込むために何度かCPUクーラーを脱着しちゃったんですよね。マザボ不良だったのでCPUクーラーいじっても無駄だったんですけど。

前回は熱伝導率11.8W/mkでしたが、今回は熱伝導率12.5W/mkです。冷えそうだけど、そんなに違わんよね。

ドライバー用磁石

サンワサプライの「ドライバー用マグネタイザー TK-MAG2」です。ヨドバシ博多にて、415円で購入。

サンワサプライのマグネタイザー。ロボットヒーローものの必殺技っぽい名称。
サンワサプライのマグネタイザー。ロボットヒーローものの必殺技っぽい名称。

自作PC用に安っすいドライバーを買ったのですが、こやつの磁力がすぐなくなってしまったんですよね。パーツをねじ止めしようとしたら、ネジが転がってケースの隙間に何度も入り込んでしまいました。

マグネタイザーの「+」って書かれている方の穴にドライバーを突っ込んだら、すぐに磁力が回復しました。これは必須だわ。

これまでに揃えたパーツ

今度こそ本当にこれが最後です。

必要なパーツ調達したもの費用(税込)
CPUINTEL Core i7-9700F36,698円
CPUクーラーSCYTHE 虎徹 Mark II4,156円
CPUクーラー用LEDファンSCYTHE Kaze Flex 120 RGB1,710円
マザーボードASUS ROG STRIX Z370-F GAMING(その後故障が判明)15,000円
マザーボードASUS TUF Z390-PLUS GAMING14,980円
PCケースASUS TUF GAMING GT50117,324円
メモリcrucial BALLISTIX SPORT GAMING MOMORY DDR4-2400 8GB ×2枚5,938円
電源ユニットOwltech RAIDER II RA2-650マザボのおまけ
ストレージcrucial MX500 2.5inch SSD 500GB3,238円
ストレージESSENCORE KLEVV CRAS C700 M.2 K240GM2SP0-C703,218円
OSWindows 10 home既存品を流用
ビデオカードASUS DUAL RTX2070S 08G EVO63,720円
ディスプレイLG 24MP88HV-8既存品を流用
キーボードLogicool G-PKB-001既存品を流用
マウスLogicool G300s既存品を流用
ヘッドセットLogicool G933既存品を流用
ビデオカードホルダーASUS TUF VGA HOLDER2,484円
CPUグリスThermal Grizzly TG-H-001-RS682円
CPUグリスThermal Grizzly TG-K-001-RS818円
工具セットainex TL-0201,110円
コネクタ脱着ケーブルainex EX-004438円
ドライバー用マグネタイザーSANWA SUPPLY TK-MAG2415円
合計171,929円

完成!(そしてベンチマーク)

は〜い、完成ですよ。

こんな感じで組み付け。楽しかった。
こんな感じで組み付け。楽しかった。

初めて自分で組んだPC、謎の達成感はありますね。あと、愛着も湧きます。

仕上がりはこんな感じ。このケースかっこいいです。全面ファンが3発、交換したCPUファン、マザボが光ります。グラボもちょこっとだけ光る。
仕上がりはこんな感じ。このケースかっこいいです。全面ファンが3発、交換したCPUファン、マザボが光ります。グラボもちょこっとだけ光る。

最後に『俺のグラボ強ぇ!ウェ〜イ!』って言いたかったのでゲームのベンチマーク走らせてみました。PCの構成は上のパーツ一覧に書いてあるので省略します。

ドラクエX

まずは「ドラクエX」のベンチマークです。最高品質のフルHDフルスクリーンで動かしました。ドラクエはそんなに負荷がかかるゲームではないので参考にならないかも。

スコア:22261(すごく快適)
スコア:22261(すごく快適)

結果はスコア22261で「すごく快適」でした。

ファイナルファンタジーXIV

続いて「ファイナルファンタジーXIV 漆黒の反逆者」のベンチマーク。反逆者と書いて「ヴィランズ」と読みます。こちらの設定も最高品質のフルHDフルスクリーンです。

SCORE:16933(非常に快適)
SCORE:16933(非常に快適)

結果はスコア16933で「非常に快適」。常時60fps超えだろうと思ってたんですけど、微妙に届かないこともありました。ぐぬぬ…

ファイナルファンタジーXV

最後は「ファイナルファンタジーXV Windows Edition」のベンチマークです。こちらは高品質のフルHDフルスクリーン。

こちらの「高品質」はPS4よりもかなりリッチなグラフィック表現になる、「NVIDIA GameWorks」という技術が反映されるようです。PS4相当は「標準品質」だと思う。

スコア:10131(とても快適)
スコア:10131(とても快適)

結果はスコア10131で「とても快適」。遠景が映る引きのシーンになると若干カクつきました。残念。

この上に「非常に快適」があるらしいですね。どんだけ重いんだよこのベンチマーク。

あとがき

ということで、Macユーザによる初めての自作PC組み立てシリーズはこれにて完結です。

PC組んだからバリバリゲームやるぜ!と思ってたら、本業の方がかなり忙しくなってきてて、それどころではなくなってきました。Blogの更新もままならないくらい。

それにしても今回組んだPC、処理が早くて超快適です。もうMacはiPhoneの母艦以外の役目はないかも(問題発言)。

ではまた。