コンパクトかつスタイリッシュなメスティン用ストーブ「OZOPS M8 Stove」
皆さんこんにちは。トランギアのメスティンを購入したのはいいが、会社用の弁当箱にしか使っていないシオナイト(@sheonite)です。
さて、久しぶりのキャンプ関連投稿です。先日、博多の石井スポーツで見た目がカッコいい、メスティン用ストーブを購入しましたので紹介します。
製品概要
八王子市の金属加工会社発のブランド、OZOPS(オズオプス)が販売している、トランギアのメスティン(TR-210)用固形燃料ストーブです。
わざわざ”トランギア用”と書いたのは、本製品のゴトクの幅が、トランギアのメスティンにぴったりのサイズとなっているためです。 ※ラージメスティンは対応してません
本製品のゴトクはメスティンをピッタリと挟み込むような形状となっており、サイズの異なる他メーカーのメスティンだと、うまくかみ合わない可能性があります。
とはいえ、サイズさえピッタリ合えば当然使用できますので、本製品を買おうかなと思われた方は、ご自身のメスティンが対応しているか、OZOPSの公式サイトで確認してください。
ではパッケージを見ていきます。本製品は薄いステンレス板で構成されているためか、箱ではなく封筒状のパッケージとなっております。
少し厚めの脚部パーツが2つ。脚部は折り畳み式になっています。燃料を囲むカゴの部分は薄い金属板が5つ。こちらは互いのパーツを穴に差し込む組み立て式です。
組み上げたイメージがこちら。パッケージに説明書は入っていませんが、パーツを見たらなんとなくどうやって組み立てればいいかわかります。
どうしても分からない場合は、公式サイトに写真付きの組み立て手順が載っていますので、そちらをご覧ください。
メスティンを載せたイメージがこちら。ゴトクがメスティンを挟み込むので安定感があります。
自動炊飯やってみた
で、実際に固形燃料を使った自動炊飯を試してみました。
近所にある100円ショップのセリアで固形燃料を買ってきたのですが、これは相性悪かったですね。サイズがちょいと大きい。
カップの両端をハサミで切ったらとりあえずストーブに収めることができました。まぁ、問題はこれだけじゃなかったんですけど…
メスティンにお米を1合分入れます。
今回は白飯ではなく、K&K “CAN"Pの達人の「チキンパエリアの素」を使います。こいつは米を研がずにそのままぶち込めばいいという優れもの。
M8ストーブに固形燃料を入れて火を付けます。IHクッキングヒーターの上で調理というね。アウトドア感ゼロ(笑)。
んで、炊き上がり。はじめてにしては結構うまくいきました。で、想像してたより美味しかった。また買おう。
使用後のM8ストーブ。この焼けたところが”味”というやつでしょうか。底面の円い穴が開いた板は熱で反ってしまいましたが、ちょっと力を加えたら反りは直せました。
購入して良かった点
非常にコンパクト
薄いステンレス板の組み合わせなので、バラしたら非常にコンパクトです。メスティン内にスッキリ納まります。
M8ストーブ、1合分のお米、固形燃料、しゃもじも小さいものを選択する必要はありますが、きっちり収納できます。モンベルの野箸も入りそう。
カッコいい
私のレビューでは「カッコいい」しか言ってないような気がしますが、カッコいいです。
構造がシンプルなのもいいですね。
微妙だった点
組み立てがちょっと面倒
エスビットのストーブみたいに開くだけ、という訳にはいかず、パーツを互いの穴にはめ込んでいく必要があります。
それほど組み立てが難しいわけではないのですが、基本的に穴に差し込むだけなので、脚部以外に触れると簡単に外れたり崩れたりします。
不器用な人はちょっとイライラするかも(笑)。
使う燃料を選ぶ
燃料を入れる箱の部分は、燃焼効率を上げるためか、底面に円い穴があけられています。
ですので、むき出しの固形燃料を使うと、溶けた燃料が下にポタポタと落ちます。
私が今回使ったセリアの固形燃料は、樹脂製のカップに燃料が入っているため、容器が解けた後に燃料が下に落ちてしまいました。
そしてしばらくしたら燃料の塊もポトリ。あ~。
アウトドアで使用すればそれほど気にならないかもしれませんが、落ちた分の燃料は役に立たないので、燃焼(燃料?)の効率は落ちそうです。
事前にアルミホイールでカップ状の下敷きを作る必要がありそうですね。まぁ最初からアルミカップに入った固形燃料を使えばいいんでしょうが。
今回のオススメ度
今回紹介した「OZOPS M8 Stove」のオススメ度は★★★★☆(星四つ)です。
カッコよくてコンパクト。そしてトランギアのメスティンにピッタリ。だけど他のクッカーを使えるような汎用性はない。そんなところでしょうか。
トランギアのメスティンで自動炊飯やっている方にはオススメしたい逸品です。
ではまた。
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