「DJI Osmo Pocket」用の広角コンバージョンレンズを買ったので紹介します(動画あり)

2020年5月30日

ワイコンを装着したOsmo Pocket先輩

皆さんこんにちは。Osmo Pocketを買ったけどあまり使いこなせていないシオナイト(@sheonite)です。よく考えたら私、インドア派でした。

さて、前の記事で「Osmo Pocketは画角がちょっと狭い」と書いた私ですが、この欠点を克服すべく、なんだかよくわからないメーカーの広角レンズを購入したので紹介したいと思います。

製品概要

Osmo Pocketのレンズ部分に取り付ける後付けの広角レンズ、いわゆるワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)です。

ワイコンの箱。どこにもメーカーは書いてありません。
ワイコンの箱。どこにもメーカーは書いてありません。
箱の中はレンズと説明書と日本語のメッセージカード。アマゾンにレビューを書いてくれとのこと。
箱の中はレンズと説明書と日本語のメッセージカード。アマゾンにレビューを書いてくれとのこと。

Osmo Pocketのレンズ部分には磁石がくっつくようになっていまして、純正品をはじめ、様々なメーカーから後付けのフィルター類が販売されています。本体購入時に買ったKenkoのUVフィルタもそうですね。

これがワイコン。レンズがちょっと飛び出していますね。
これがワイコン。レンズがちょっと飛び出していますね。
ワイコン裏面。左右のシルバーのところが磁石と思われます。
ワイコン裏面。左右のシルバーのところが磁石と思われます。

ですので取り付けは簡単。Osmo Pocketのレンズ部分に近づけるだけでカチッとくっついてくれます。

比較映像

このレンズを付けると広角角度100度(標準は80度)、ズーム倍率でいうと×0.65倍になるそうです。いまいちよくわからないと思いますので、作例をつけてみました。

まずは静止画の標準。

静止画のワイコンなし(標準)
静止画のワイコンなし(標準)

歪みもなくシャープな画像ですね。これは縮小していますが、実際の画像サイズは4,000×3,000ピクセルの大きさになります。

続いてワイコンを装着した静止画。

静止画のワイコンあり
静止画のワイコンあり

だいぶ広めに撮れているのがわかると思います。ただ周辺部は結構歪んでるうえに、角は少しケラレてますね。

続いて動画です。こちらは比較しやすいように左右に並べています。

いかがでしょうか。ケラレは見られませんが、こちらも湾曲が目立ちますね。

購入してよかった点

標準よりもワイドに撮れる、それに尽きますね。以上です(笑)

微妙だった点

周辺部の湾曲がすごい

上で見ていただいたとおりです。これを許容できるかどうかはあなた次第です。

静止画だと角がケラレる

個人的にはこれがあるので静止画で使おうとは思いません。

電源を入れる前に装着したらダメ(ファームウエアアップデートで解消済)

※2019年12月のファームウエアアップデートで下記の問題は解消されています

使用したことのある方ならわかると思いますが、Osmo Pocketは電源を入れた直後、キャリブレーション動作(儀式)を行います。これにこのレンズが干渉してしまうんですね。どういう感じになるのか、動画を撮りましたのでご覧ください(音声なし)

モーターに悪影響を与えそうでちょっと怖い。電源投入後であっても、ジンバルが動作している状態でレンズ部分を触るわけですから、それはそれでモーターに負荷を掛けそうでちょっと気持ち悪いです。

今回のオススメ度

Osmo Pcket用ワイコンレンズの評価は★★★☆☆(星三つ)です。静止画でケラレたり、電源入れた後に装着しないといけなかったりと、手放しで褒められない点はありますが、動画でもう少し広角に撮りたい!というニーズには応えてくれる製品だと思います。

ではまた。