指がダメなら足だ!FPSの操作に限界を感じたのでフットスイッチ「RI-FP3MG」を買った

2022年12月22日

ある意味チートアイテムのフットスイッチ。

皆さんこんにちは。ネトゲで毎晩煽られてるシオナイト(@sheonite)です。もうチャットはOFFにした。

最近、職場の後輩に誘われて「オーバーウォッチ2」を始めたのですが、まあヘタクソ。『ここでスキル発動!』と思ったらリロードしちゃったり。これが老いか…。

もう操作がおぼつかないのは道具(=金)で解決するしかない!ということで、足専用ゲーミングデバイス(違う)を買いました。

製品概要

ルートアールが販売しているフットペダルスイッチ「RI-FP3MG」です。メカニカルスイッチを搭載。

まずはいつもどおり箱の紹介。シンプル。
まずはいつもどおり箱の紹介。シンプル。
最近よくある製品パッケージに直接伝票とかガムテープを貼るAmazonのダメなやつ。
最近よくある製品パッケージに直接伝票とかガムテープを貼るAmazonのダメなやつ。

私が購入したのは3ペダルモデル。他に1ペダルとか5ペダルも売っているようですが、機能性と操作性のバランスを考えたら、ゲーム用途では3ペダルがベストだと思います。

箱の中身。フットスイッチと説明書。「Foot Switch」という文字がダサイ(笑)
箱の中身。フットスイッチと説明書。「Foot Switch」という文字がダサイ(笑)
幅はだいたい35~6cm。
幅はだいたい35~6cm。

箱を開けるとペダルと説明書が1枚。説明書にはドライバー入りのCD(しかも8cm!)が付いてると書いてありますが、そんなものは入っていません。

これがペラ1枚の説明書。ドライバ入りの8cm CD同梱とか書いてある。嘘つけ。
これがペラ1枚の説明書。ドライバ入りの8cm CD同梱とか書いてある。嘘つけ。

2022年12月22日追記:CDは本体裏側に張り付けてありました(笑)

滑り止めのゴム足を追加しようと思って本体を裏返したら、8cmのCD-ROMがテープで貼ってありました。
滑り止めのゴム足を追加しようと思って本体を裏返したら、8cmのCD-ROMがテープで貼ってありました。

PCとの接続はUSB-A端子。謎の延長アダプタが付いてますが、無くても別にいいと思う。

USB端子にはなぜか延長ケーブルが刺さってます。
USB端子にはなぜか延長ケーブルが刺さってます。
延長ケーブル使ったところで何も変わらないと思うのだが。付属する意図が不明。
延長ケーブル使ったところで何も変わらないと思うのだが。付属する意図が不明。

設定は公式サイトからソフトウェアをダウンロードして、そこで各ペダルにキーボードキー入力を覚えさせるだけ。

製品に設定用ソフトは付属していませんので、公式サイトからダウンロードが必要。
製品に設定用ソフトは付属していませんので、公式サイトからダウンロードが必要。

キーの単体入力だけじゃなく、ちゃんとShift +文字キー、Alt+文字キー等の複合入力も設定できます。

インストールされるソフトのクソダサアイコン。
インストールされるソフトのクソダサアイコン。

更に、設定はフットスイッチ本体に記憶されるので、使用する際に設定ソフトを起動する必要がありません。

つまり、違うPCに接続しても、ちゃんと設定した入力ができるということです。これなら友達のお家にも安心して持って行けますね!(は?)

なお、設定する上での注意点ですが、ゲームで使用する際は、設定ソフトの画面右側にある「モード」を必ず「クリック」にしておきましょう。

設定ソフトの画面。右側の「モード」にあるラジオボタンを「クリック」にしておくこと。
設定ソフトの画面。右側の「モード」にあるラジオボタンを「クリック」にしておくこと。

デフォルトでは「長押し」になってて、ペダルを踏み続けないと入力を受け付けてくれませんので、『俺のウルトを喰らえ!』と思って踏んでも先に撃たれます。

あと、ペダルはON/OFFだけでアナログ入力はできません。配置は自動車のペダルに似てますが、レースゲームには向いてないです。セナ足得意なら別ですが(笑)

購入して良かった点

足入力は便利!

キー入力の一部を足をに回せるのはなかなか便利です。左手が「WASD」入力のみに集中できるのがいいですね。

最初はモタつきますが、慣れてくると自動車のペダル操作のように、ほぼ無意識に入力できるようになります。

操作イメージ。
操作イメージ。

私の場合「オーバーウォッチ2」では、左手で移動、右手のマウスサイドボタンでリロードと近接攻撃、足でスキル発動をやってます。

肝心のエイムは上達していません。

設定をペダルが記憶してくれる

製品概要でも書きましたが、キー設定はフットスイッチ本体が記憶してくれます。

OSにソフトが常駐したらなんか嫌だなぁと思ってたので、これは嬉しい誤算でした。

微妙だった点

足首が疲れる

ゲーム中ずっと、ペダルを踏むか踏まないか絶妙な角度でつま先を上げておく事になるので、足首が疲れます。

しばらくすると、足を置いても入力されないポジションがわかってくるのですが、それでもまぁ、長時間ドライブ並みの疲労感はあります。

ペダルが無いと戦えないカラダになる

ずっと自宅だけで遊ぶ人ならいいですが、友達の家とかeスポーツカフェなんかで遊ぶ時に、ペダルが無いと、素早い操作ができずに困った事になると思います。

そしてここが重要なのですが、eスポーツの大会に出ようと思っている方にはオススメできません。

大きな大会になると、「マウスとキーボード以外の入力装置は認めない」というレギュレーションになってる可能性もあるので、普段から特殊な環境に身を置くのは良くないと思います。

私は大会に出ないし、友達もいないから大丈夫。(大丈夫じゃない)

今回のオススメ度

今回紹介したフットスイッチ「RI-FP3MG」のオススメ度は★★★★☆(星四つ)です。

eスポーツ選手を目指して真剣に取り組む人には薦められませんが、キー入力で少しでも楽をしたいライトゲーマーなら持っていても損はないです。

仕組みとしては外付けテンキーと同じような単なる拡張キーボードですから、色々なゲームに使えますし、仕事にも使えます。

実際私も、録音した会議の音声を、足で再生・巻き戻しつつ議事録を打ちましたが、両手がホームポジションから離れることがないので、非常に効率的に作業することができました。

………あ。用途としてはこちらが正しいのか(笑)

ではまた。