FFXIVのグラフィックスアップグレードに備えて「GeForce RTX 3070 Ti」を買いました(中古)

2024年4月17日

RTX 3070 Tiです。黒いバックプレートが格好いい。

皆さんこんにちは。「OVERWATCH2」のランクがブロンズからピクリとも動かないシオナイト(@sheonite)です。

先日、「FinalFantasy XIV」の第一次グラフィックスアップデートが発表になりましたが、推奨環境がRTX2060以上に見直されるということで、私の自作ゲーミングPCも時代遅れ感が漂ってまいりました。

とはいえ、高いグラボを買えるようなお金は無い!ということで、中古でいいやつを探してみることに。

まぁ最近FFXIVやってないんですけど。

製品概要

今回購入したのは、ASUSの「TUF Gaming GeForce RTX 3070 Ti OC Edition」です。

こちらがRTX3070Tiのボード。前世代のGPUですが、2060superからは劇的なアップグレードです。
こちらがRTX3070Tiのボード。前世代のGPUですが、2060superからは劇的なアップグレードです。

ラクマを利用した個人売買で、55,000円で購入。

ブランドにこだわらなければもう少し安く購入できるとは思うのですが、マザボとPCケースがASUSなので統一感を出したかった。

こちらが箱の裏側。なるほどわからん。
こちらが箱の裏側。なるほどわからん。

製品はこんな感じ。

3連ファンがかっこいい。けど、それなりに横長です。
3連ファンがかっこいい。けど、それなりに横長です。

映像出力端子はDisplayPort ×3、HDMI×2の5系統ですが、同時出力は4画面までみたいです。

映像出力端子が豊富。端子を保護するキャップも全部付いてる。安いグラボには付いてないんですよね。
映像出力端子が豊富。端子を保護するキャップも全部付いてる。安いグラボには付いてないんですよね。

電源は8ピン×2。私のPCはグラボ用の電源も8ピン×2なのでちょうど良かった(ちゃんと確認してから買いましたよ)。

RTX3080Tiも視野には入れていましたが、電源ユニット買い直しが必要なのでやめました。

電源のソケットは8ピンが2つ。高性能グラボを買うときには、手持ちの電源ユニットをきちんと確認しましょう。
電源のソケットは8ピンが2つ。高性能グラボを買うときには、手持ちの電源ユニットをきちんと確認しましょう。

デザインはさすがASUSといった感じ。かっこいいです。

こちらは取り外す前の旧グラボ、玄人志向の「RTX2060 super」です。「WHAT’S YOUR GAME?」の文字がダサい。
こちらは取り外す前の旧グラボ、玄人志向の「RTX2060 super」です。「WHAT’S YOUR GAME?」の文字がダサい。
こちらが新グラボ。家にあったTUF GamingのVGAホルダーで支えています。この統一感よ!
こちらが新グラボ。家にあったTUF GamingのVGAホルダーで支えています。この統一感よ!

ベンチマーク結果

当然のように「TUF Gaming GeForce RTX 3070 Ti OC Edition」のベンチマーク結果を置いておきます。

ベンチマークソフトは以下の5本。条件は全てフルHD、フルスクリーン、画質設定最高です。

ドラゴンクエストX

RTX2060superのスコアは21884でした。
RTX2060superのスコアは21884でした。
RTX3070Tiのスコアは21547。...なんで下がる!
RTX3070Tiのスコアは21547。…なんで下がる!

2060superが21884、3070Tiが21547でした。しょっぱなから3070Tiが負ける大波乱!(笑)

「ドラクエX」は推奨環境が結構低いので、このクラスのグラボだとオーバースペックなんでしょうね。この結果の原因はよくわかりません。

誤差でしょ、誤差。

ファイナルファンタジーXIV

RTX2060superのスコアは18844。「非常に快適」とのことですが、来年の第1次グラフィックスアップデートがきたら状況変わるでしょうね。
RTX2060superのスコアは18844。「非常に快適」とのことですが、来年の第1次グラフィックスアップデートがきたら状況変わるでしょうね。
3070Tiのスコアは23518。このくらいは出していただかないと。
3070Tiのスコアは23518。このくらいは出していただかないと。

2060superが18844、3070Tiが23518でした。

ベンチマークが動き出してしばらくは2060superとフレームレートが変わらなかったので、先のドラクエXのこともあり、「バッタものを摑まされたかっ!」と焦りましたが大丈夫でした(笑)。

来年の第1次グラフィックスアップデートが来てもしばらくは戦えそうですね。4Kでは力不足かもしれませんが。

ファイナルファンタジーXV

2060superのスコアは9386。ちょいちょい引っ掛かる感じです。
2060superのスコアは9386。ちょいちょい引っ掛かる感じです。
3070Tiのスコアは14246の「非常に快適」でした。
3070Tiのスコアは14246の「非常に快適」でした。

2060superが9386の「とても快適」、3070Tiが14246の「非常に快適」でした。

とはいえ、3070Tiでも時折フレーム落ちが発生しました。ひょっとするとストレージの問題かもしれません。

3DMark Time Spy

2060superのスコアは8938でした。
2060superのスコアは8938でした。
3070Tiのスコアは14310でした。圧倒的。
3070Tiのスコアは14310でした。圧倒的。

ベンチマーク専用ソフトの「3DMARK」から「Time Spy」です。2060superが8938、3070Tiが14310でした。

グラボのメーカー公表値に近い性能差が出てますね。素晴らしい。

3DMark SOLAR BAY

2060superのスコアは38076でした。
2060superのスコアは38076でした。
3070Tiのスコアはなんと72835!!すげー!
3070Tiのスコアはなんと72835!!すげー!

同じくベンチマーク専用ソフトの「3DMARK」から、レイトレーシング性能を計測する「SOLAR BAY」です。

2060superが38076、3070Tiが72875でした。いやー、レイトレコアの世代差が出ていますね。圧倒的です。

とはいえこれでも、レイトレ対応ゲームをフルHDで動かして60フレーム行くか行かないか、という性能みたいです。

レイトレのゲームとかやらないしなぁ。

購入して良かった点

お手頃な価格で高性能

現行機種のRTX4000シリーズは、高性能で電力効率も優れていますが、正直お高い。

今回、中古55,000円で購入しましたが、この予算だとRTX4060は買えるけどRTX4060Tiは買えないというライン。

でも性能はRTX3070Tiの方が高いんですよね。

まぁTDPが3070Tiが290W、4060Tiが160Wですので、電気代はかかってしまいますが。

デザインが良い

PCケースに入れてしまうのでデザインを語るのはナンセンスかもしれませんが、変な装飾もなくカッコいいデザインです。

ゲーミングナントカにありがちなピカピカLEDも最小限。マザボがASUSであれば、マザボやケースファンのLEDと光り方を同期させることができます。

微妙だった点

ございません

強いて言うなら、本当はRTX4000シリーズが欲しかった(笑)。

今回のオススメ度

今回紹介したASUS「TUF Gaming GeForce RTX 3070 Ti OC Edition」のシオナイト的オススメ度は★★★★☆(星四つ)です。

個人的には大満足ですが、PCパーツの中でも負荷が高いグラボを中古で買うことに抵抗がある方もいらっしゃると思いますので、万人にはオススメできないかな、と。

ちなみに今回のグラボ、変な音が出たりはしません(笑)。

ではまた。