薄っぺらい映画評「新解釈・三國志」
皆さんこんにちは。一時期、「邦画は見ない」という謎のポリシーを持っていたシオナイト(@sheonite)です。
本日、「金払って観る価値あるのかな?」という漠然とした不安を抱えて避けてきた「新解釈・三國志」をついに観てきました。
で、やっぱり期待どおりでした(誉め言葉)。
作品概要
「新解釈・三國志」は、映画「銀魂」シリーズやテレビドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズで有名な福田雄一監督の作品です。
超有名歴史書「三國志」をベースに、福田監督が独自の解釈を加えたコメディー映画となっております。福田雄一監督という時点でコメディー以外ありえないのですが。
キャストは劉備を演じる大泉洋さん、孔明役のムロツヨシさん、董卓役の佐藤二朗さん、黄夫人(孔明の妻)役の橋本環奈さんなど、変な人がたくさん出ています。ていうか福田監督、ハシカン好きよね。
三國志にネタバレとかないと思うので言っちゃいますが、映画ではいわゆる「桃園の誓い」から「赤壁の戦い」までのストーリーが描かれています。
ストーリーの本筋は歴史書どおりですが、細かいところがだいぶ違います。その辺が「新解釈」たるゆえんです。
まぁ全体的に滑ってますが。
素晴らしかった点
たまに笑える
たまにクスッと笑えるポイントがあります。同じ劇場で観てた小中学生のキッズたちが声を出して笑ってました。
大人はあまり笑ってませんでしたが…
全体的にチープ
全体的に狙っているとしか思えない安っぽさがあります。そこがいい(そうか?)。
CGは多少頑張ってる気がしますが、スケールの大きいところは急にイラストになって笑いました。
テレ東の深夜ドラマかな?って思えるレベルです。
微妙だった点
自由すぎる演技
アドリブが過ぎるというか、いつもの福田組の面々が、いつものように好き勝手しゃべっているという感じが否めません。
福田監督作品に耐性がある人はいいかもしれませんが、そうじゃない人は終始イライラすると思います。
佐藤二朗なんて、終始「いい部屋ネットのCM(動画)」みたいな演技ですし。
今回のオススメ度
「新解釈・三國志」のオススメ度は★★☆☆☆(星二つ)です。福田雄一監督のノリが好きな人以外にはオススメできません。
この映画のネットレビュー見てると、真剣に「くだらない」とか「金返せ」とか「超駄作」とか書いてる人がいますけど、なんでそこまで熱くなってるのか私には理解できません。
そんなのだいたい観る前から分かるじゃないですか(笑)。
ではまた。
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