カギを返さない不届き者をあぶり出すため探し物トラッカー「Tile Mate」を買ってみた
皆さんこんにちは。総務に籍置くゲーセン魔人のシオナイト（@sheonite）です。これ、電気グルーヴの「HI-SCORE」っていう曲の歌詞なんですけど、会社の先輩から「これお前のことだろ！」と言われたことがあります。否定できませんでしたが。
さて、職場で総務的な仕事をやっている関係上、会議室や書庫等のカギの貸し出しなどを行うことがあるのですが、たまに勝手にカギを持ち出して長時間返さない人がいたりするんですよね。
そんな輩にお仕置きしたいと思い、BluetoothとGPSで場所を特定できる探し物トラッカーを導入してみました。
製品概要
今回購入したのは、「Tile Mate」という製品です。
「Apple好きならそこはAirTagだろ」と突っ込まれそうですが、職場のカギにそんな高級なものは付けられません。自腹ですし。
選定の条件はまず安いこと、そして小さいこと、電池交換が可能なこと。これらをクリアできる製品はおそらく現時点では「Tile Mate」くらいしかないと思います。
利用を開始するにはスマホが必要です。設定は簡単で、「Tile – Find lost keys & phone」というアプリをダウンロードし、指示どおりに設定していくだけです。
アプリから「探す」をタップすれば「Tile Mate」本体からメロディーが流れ、カギを所持している人をビックリさせることができます。うっしっし。
スマホとはBluetoothで接続されているのですが、Bluetoothの電波が届かない場所に落としてしまった場合は、同じようにスマホにTileアプリをインストールした人が近くを通ると、代わりに場所を検出してくれます。助け合いの精神。
ただし、アプリをインストールするだけではなく、バックグラウンドでBluetoothとGPSの利用を許可しておく必要があります。
私はバッテリーの消費を抑えるため両方ともOFFにしているので、人様のお役には立てそうにありません。
購入してよかった点
安い
私はヨドバシで購入したのですが、1個2,250円でした。
AppleのAirTagが1つ3,800円ですから、まぁ安いですね。AirTagほど高機能ではないと思いますが。
試しに使ってみる分にはダメージの少ない価格だと思います。
カギが確実に返ってくる
製品の機能ではなく副次的効果なのですが、Tileをカギに取り付けたら皆さん必ず「これなんですか？」と聞いてこられます。
私が「カギを勝手に持っていくやつを追跡するんですよ。音も鳴ります。」と伝えると、なんとも微妙な表情をされます。
で、手元に置いておくのが面倒だなと思うんでしょうね。以前より早くカギが返ってくるようになりました（笑）。
おかげで鳴らす機会がない。
微妙だった点
Bluetoothの有効範囲が狭い
何度かテストしましたが、屋内だと見通し15～20mくらいの範囲でしか場所を探知できない気がします。ちょっと狭い。
広めの執務室だと、スマホを構えてこっちからカギを探しに行かないといけないですね。まぁそれはそれで”宝探し感”があって楽しいのですが。
いずれにしてももう少し有効範囲が広いといいんですけどね。
キーホルダーにしてはちょっぴり大きい
「Tile Mate」の大きさは3.5cm四方の厚さ6mm。それなりに小さいとは思いますが、事務所にある薄型のキーボックスだと微妙にボックスのフタと干渉します。
また、ポケットに入れた時もちょっと異物感というか、邪魔に感じる大きさです。
カギがすぐに返ってくるのもそのおかげかもしれません（笑）。
アプリの通知がウザい
前述のように私はアプリのバックグラウンドでのBluetoothとGPS利用をOFFにしています。
するとちょいちょい「常時ONにしておかないと意味ないですよ」的な通知が来ます。ウザい。
アプリの通知をOFFにすれば解決する話ではありますが。
今回のオススメ度
今回紹介した「Tile Mate」のオススメ度は★★☆☆☆（星二つ）です。私の利用環境が特殊過ぎるのであまり参考にはならなかったかもしれません。
そのうちAppleのAirTagも買ってレビューしてみようと思います。ただ、あまり必要性を感じないのでいつになるかはわかりませんが（笑）。
ではまた。
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