Webブラウズ中に「システムは3つのウイルスに感染しています」と表示されたら慌てずブラウザを閉じましょう

2019年2月3日

いらすとや

皆さんこんにちは。ネットサーフィン(死語)してますか?シオナイト(@sheonite)です。

先日、ネットで調べ物をしていたところ、一瞬ドキッとするような警告が表示されました。

怪しいサイト
怪しいサイト

ん~、これはいわゆる、悪意のあるサイトというやつですね。

今回の事例

表示された内容は以下のとおりです。

システムは3つのウイルスに感染しています

Macは次のウイルスに感染しています。 3ウイルス。セキュリティチェックでは次の痕跡が見つかりました: 2マルウェアと 1フィッシング/スパイウェア。システムの損傷:28.1% – 今すぐ除去が必要です!

さらなるシステムの損傷、アプリ、写真やその他のファイルの損失を防ぐために、ウイルスを即座に削除する必要があります。
次の痕跡:1Macでフィッシング/スパイウェアが次と一緒に見つかりました:OSX.

個人情報と銀行情報がリスクにさらされています。

他のダメージを避けるには、’今すぐスキャン’をすぐにクリックしてください。ディープスキャンはすぐにお手伝いできます!

○分○○秒で損傷が恒久的に残ります。

見た目もApple公式っぽいのでつい信じてしまいそうになりますが、よく読むと少し日本語が変です。

ネットで検索すると同様の事例がたくさん出てきます。これは「ディープスキャン」という偽セキュリティツール(スケアウェア)をインストールさせようとするサイトのようです。

インストールしたところでセキュリティーソフトとしての効果はありませんし、場合によっては個人情報を抜かれたり、金銭を要求されたりする場合があります。

焦ってボタンを押したりしないようにしてください。

今回のサイトの特徴

今回のサイトには以下のような特徴がありました。

本物に似せてある

ご覧いただいたとおり、Appleの公式サイトにそっくりです。

左上には「Apple Protection Plan」というソレっぽいアイコンもあります。ただ、Appleには現在、この「Apple Protection Plan」というサービスはありません。現在の名称は「Apple Care+」です。詳しい方ならここで怪しいなと気づくでしょう。

なんて偉そうに言ってますが、私はこの点では気づけませんでした(笑)。

一番わかりやすいのがアドレスでしょうかね。本家はhttpsで始まる暗号化されたサイトで「www.apple.com」です。日本のサイトはこの後に「/jp」が付きますね。

今回のサイトは「http://www.apple.com-protect-systems.live/ほにゃらら」とか「http://safety.apple.comほにゃらら」みたいな感じになっています。まぁそれっぽいと言えばそれっぽいんですが。

まぁそもそも、Appleはセキュリティスキャンサービスなんてやってないです。

不安を煽る内容

既にシステムの28.1%が損傷していると言ってきています。そんなに損傷していたら既にMacが動かなくなっていると思うんですが(笑)

おまけに個人情報と銀行情報がリスクにさらされているとか。やたらと煽ってきますね。

もちろんこのページが表示されただけで個人情報が抜かれたりはしないのでご安心ください。

焦らせる演出

「○分○○秒で損傷が恒久的に残ります」というカウントダウン表示があり、冷静な判断をするための時間を与えず、焦らせようという意図が見えます。

後何分で〜とか、身代金を要求してくる誘拐犯の手口ですよね。本当にパソコンの乗っ取りとか個人情報の抜き取りとかを考えているんだったら、そんな猶予を与えてくれるわけがありません。

数分かけてジワジワとMacを侵食するとか、新世紀エヴァンゲリオン第拾参話かお前は。

対処方法

今回のケースの対処法はズバリ、ブラウザを閉じる(またはタブを閉じる)です。とにかく怪しいと思ったらボタンやリンクをクリックしない。

ドキッとするような表示が出た場合は、まず深呼吸して落ち着いてから、そのサイトに違和感がないか冷静に判断しましょう。

ただ、間違ってボタンを押してしまい、ソフトウェアのインストールなどをしてしまった場合は、本物のセキュリティソフトウェアを導入してコンピュータをスキャンしてみた方がいいと思います。

それではまた。

2019年1月21日追記

なんかまた新しい詐欺サイトが表示されました。

危険なソフトウェアとは
危険なソフトウェアとは

それっぽい感じの表示ではありますが、皆さん焦ってボタン押したりしないようにしてくださいね。