「DJI OSMO Pocket」の欠点を補うためにKENKOのワイコン「K-DW」を買いました
皆さんこんにちは。ブログ更新が滞っていたのを新型コロナウイルスのせいにしたいシオナイト(@sheonite)です。
さて、新型コロナ関連感染症に伴う緊急事態宣言の解除に伴い、そろそろ「DJI OSMO Pocket」を持って外に出ようかなと思っているんですけど、以前も書いたようにこの製品はちょっと画角が狭くて使い勝手が悪い。
その欠点を補うために今回、ケンコー製のワイドコンバージョンレンズを買ってみました。ちょっとお高いです。
製品概要
OSMO Pocketのレンズ部分に取り付けるワイドコンバージョンレンズ(通称ワイコン)、ケンコーの「K-DW」です。
OSMO Pocket用のワイコンといえば、以前中華製の安いやつを買ってはいたのですが、静止画を撮影した時に端っこの方がケラレたり湾曲が大きかったりして結構不満がありました。
なので、国内メーカーのちゃんとした製品であれば、このあたりの不満は解消されるのではないかと淡い期待を抱いて購入したわけです。ちょっとお高いですが。
こちらのワイコンは、OSMO Pocketのレンズ部分に磁石でくっつくようになっています。つまむと簡単に外せますが、ちょっと振り回したくらいでは外れない良い感じの磁力です。
ちなみにOSMO Pocketの発売当初、電源ONする前にワイコンを取り付けると、起動後のキャリブレーションでエラーが発生するという問題(仕様)があったのですが、2019年12月のファームウエアアップデートでこの問題が解消されています。
比較画像
OSMO Pocketの標準状態と、K-DWを取り付けた状態での静止画、動画の画角比較画像です。
静止画
動画
動画と言いつつ、動画から切り出した静止画です。
動画だと静止画より画角が狭くなるので、周辺部のケラレや湾曲がそれほど気にならなくなりますね。ワイコンなくても最初からこのくらいの画角だったら使いやすいのに。
購入して良かった点
画像の歪みが少ない
まぁ中華製ワイコンに比べたらという話ですが。
本体から外しやすい
レンズ部分が飛び出しているので、ワイコンが不要な時に外すのが簡単です。OSMO Pocketのレンズにつけるアクセサリーって、製品が小さかったり、カメラ部分が首を振ってしまう製品の特性から地味に外し難かったりするんですよね。
微妙だった点
周辺部の解像感が良くない
上のサンプルを見ていただくとわかると思うのですが、周辺部のフォーカスが甘くなります(右の「博多バスターミナル」の文字とか)。
気になる人は気になりますよね。私はそんなに気になりませんが。
ちょっとお高い
中華製が2千円程度で買える中、こちらの製品はAmazonで4,336円(2020年5月30日現在)と、なかなかのお値段。
価格が倍以上するので劇的な画質改善を期待していたのですが、正直、価格差ほどの画質差はないなって気がしました。
今回のオススメ度
ケンコー製OSMO Pocket用ワイドコンバージョンレンズ「K-DW」のシオナイト的オススメ度は★★★★☆(星四つ)です。微妙に画角が狭い「DJI OSMO Pocket」の欠点を補うためには、ほぼ必須のアイテムかなと思います。
ただ、他の安い製品でも十分、という人もいると思います。歪みの少なさはさすがケンコー製だなとは思いましたが、そこに5千円弱払えるかどうか、難しいところです。
ではまた。
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