「MiSTer FPGA」にNoctuaの静音ファンを取り付けてみました

Noctuaの静音ファンを取り付けたMiSTer。

皆さんこんにちは。「MiSTer FPGA」に絶賛ドはまり中のシオナイト(@sheonite)です。

さて、先日購入したIOボードに冷却ファンがセットで付いていましたが、ドリキャス並みに爆音だったので、ちょっと高級なファンと交換してみることにしました。

購入したもの

今回購入したのは、自作PC界隈では茶色いファンでおなじみの、Noctua(ノクチュア)製「NF-A4x10 5V PWM 40×10mm PREMIUM FAN」です。

「NF-A4x10 5V PWM 40×10mm PREMIUM FAN」の箱。シックな色づかい。
「NF-A4x10 5V PWM 40×10mm PREMIUM FAN」の箱。シックな色づかい。
箱を開くと色々自慢(失礼)が書いてあります。
箱を開くと色々自慢(失礼)が書いてあります。

高級なファンだけあって、本体以外にも延長ケーブルや、USBから電源を取るための変換ケーブルとか、色々付いていました。

箱の中身一式。使わないもの(失礼)がたくさん。
箱の中身一式。使わないもの(失礼)がたくさん。

IOボードへの取り付け方

MiSTerのIOボードで使用する際の注意点なのですが、このファンは標準で4ピン接続、IOボード側は2ピン接続になっているため、コネクタを変更する必要があります。

説明書に2ピン変換のための手順が書かれています。ハサミの絵とか出てきて嫌な予感。
説明書に2ピン変換のための手順が書かれています。ハサミの絵とか出てきて嫌な予感。

で、このファンには2ピン接続に変更するためのキットが付いています。さすが高級ファン。

2ピン変換に必要な付属品。4ピンコネクタから2ピン用の線を取り出す変換コネクタと、切った線を繋ぐためのコネクタが4つ。
2ピン変換に必要な付属品。4ピンコネクタから2ピン用の線を取り出す変換コネクタと、切った線を繋ぐためのコネクタが4つ。

ただし、IOボード側に繋ぐ2ピンコネクタは無いため、元から付いているファンのケーブルを切って繋ぐ必要があります。

元から付いているファンの2ピンコネクタ(左)と、付属の4-2ピン変換コネクタ(右)を繋ぎます。
元から付いているファンの2ピンコネクタ(左)と、付属の4-2ピン変換コネクタ(右)を繋ぎます。
元から付いているファンのケーブルをニッパーで切る。失敗が許されないのでちょっと緊張。
元から付いているファンのケーブルをニッパーで切る。失敗が許されないのでちょっと緊張。

切ったファンのケーブルと付属の変換コネクタの同じ色のケーブルを、付属の「3M Skotchlok(スコッチロック)」という結束コネクタに、奥までしっかりと差し込みます。

同じ色のケーブルを、付属の結束コネクタに差し込みます。電線の被覆はそのままで(芯線を出さなくても)いいです。
同じ色のケーブルを、付属の結束コネクタに差し込みます。電線の被覆はそのままで(芯線を出さなくても)いいです。

結束コネクタにケーブルを差し込んだ後、オレンジ色の部分をペンチで潰せば接続完了。ケーブルの被覆をむいたりしなくていいのでお手軽です。

結束コネクタのオレンジ部分をペンチで挟むと、ケーブル側にグッと押し込まれます。
結束コネクタのオレンジ部分をペンチで挟むと、ケーブル側にグッと押し込まれます。
2ピン変換の仕上がりイメージ。見た目は悪いですが、ちゃんと動作するので問題なし。
2ピン変換の仕上がりイメージ。見た目は悪いですが、ちゃんと動作するので問題なし。

結束コネクタは4つ付いていますが、2つしか使用しません。2個は予備のようです。

あとがき

ファンを交換したら、それなりに音は静かになりました。まぁ耳障りな音がやわらいだ、というような感じでしょうか。

ただし、ケーブルのとりまわしが難しく、本体から飛び出してしまうのが残念ポイントです。

ファン交換後。このケーブルはダサい。
ファン交換後。このケーブルはダサい。

このケーブルを隠せるよう、次は本体用のケースを購入するつもりです。

ではまた。