SONYの「INZONE Buds」は携帯ゲーム機にピッタリなワイヤレスイヤホンだった

2024年6月9日

これがINZONE Buds

皆さんこんにちは。先日「SHURE SE215 Special Edition」を買って激しく後悔したシオナイト(@sheonite)です。

実はSE215を購入する際、今回紹介するSONYの「INZONE Buds」も候補に挙げていたのですが、ちょっとお高いので見送ってたんですよね。

でも結局買っちゃいました。安物買いの銭失いとはまさにこのことですね(SE215安くないけど)。

製品概要

SONYが展開するゲーミングブランド「INZONE」の、ノイズキャンセリングイヤホン「INZONE Buds(WF-G700N)」です。

いつものように箱から紹介。
いつものように箱から紹介。
箱の裏側。安心の日本語です。
箱の裏側。安心の日本語です。

完全ワイヤレス(左右独立型)の製品ですが、ゲーミングと名乗るだけあって、遅延が極小に抑えられております。

接続は付属のUSB-Cトランシーバー(いわゆるドングル)をゲーム機やPCに挿すか、Bluetooth LE3というコーデックに対応する機器であれば、ドングル無しでもペアリングが可能です。

イヤホンに使用されているドライバは8.4mmのダイナミック型。これはSONYの大人気ノイキャンイヤホン「WF-1000XM5」と同じものらしい。音質に期待が持てますね。

バッテリーの持続時間は約12時間。ゲーム中にバッテリーが切れて困った、なんてことはまず無いでしょう。十分すぎる持続時間です。

パッケージにはイヤホン本体以外に充電ケース、USB-Cのトランシーバー(ケースに収納可)、充電用のUSB-C to Aケーブル、シリコン製のイヤーチップ(SS、S、M、L)、マニュアル、INZONEステッカー。

箱を開けたところ。上は充電ケース+本体、下の四角はマニュアル類の入った箱です。
箱を開けたところ。上は充電ケース+本体、下の四角はマニュアル類の入った箱です。
箱の中身。マニュアルとINZONEのステッカーが入っています。ステッカーいらん。
箱の中身。マニュアルとINZONEのステッカーが入っています。ステッカーいらん。
充電用のUSB-A to Cケーブルとイヤーチップ。
充電用のUSB-A to Cケーブルとイヤーチップ。

本体はホワイトとブラックの2色展開。私はSteam Deckでの使用をイメージしていましたので、色合いを合わせるためにブラックを選択しました。

受電ケースオープン!左右にイヤホンと、その間にUSB-Cドングルが収納されています。
受電ケースオープン!左右にイヤホンと、その間にUSB-Cドングルが収納されています。
こちらがイヤホン本体。
こちらがイヤホン本体。

ドングルには接続機器を「PC←→PS5/MOBILE」に切り替えるスライドスイッチが付いています。Nintendo SwitchやSteam Deckは「PS5/MOBILE」側にしましょう。

STEAM Deckと接続。問題なく使用できます。
STEAM Deckと接続。問題なく使用できます。
STEAM DeckのUSBポートにドングルを挿す時は、切り替えスイッチが上にくるように挿しましょう。逆にすると電源LEDと電源ボタンに干渉します。
STEAM DeckのUSBポートにドングルを挿す時は、切り替えスイッチが上にくるように挿しましょう。逆にすると電源LEDと電源ボタンに干渉します。

イヤホン本体のアップデートは、PC用のソフトウェア「INZONE Hub」を使用して行います。

INZONE HubはSONYのサイトからダウンロードします。
INZONE HubはSONYのサイトからダウンロードします。

SONYがスマホ用に出しているアプリではアップデートできない(2024年5月26日現在)のでご注意ください。

こちらがINZONE Hubの画面。
こちらがINZONE Hubの画面。

なお、「INZONE Hub」を使うと、イヤホンに付いているタッチセンサーの割当て機能変更や、イコライザー設定も可能です。

また、「INZONE Hub」を使うと、イヤーピースが自分の耳に合っているのか診断をすることができます。

イヤーピースのフィッティング。この機能助かる。
イヤーピースのフィッティング。この機能助かる。

私の場合、左耳だけMサイズでは小さかったようです。Lサイズに変えたら改善しました。イヤーピースの密閉感はダイレクトに音質に影響しますので、こういうアシスト機能は本当に助かりますね。

左の耳穴おおきいのかな?
左の耳穴おおきいのかな?
イヤーピースをLサイズに変えて再計測したら解決。ほんと助かります。
イヤーピースをLサイズに変えて再計測したら解決。ほんと助かります。

ちなみにノイズキャンセル(外音取り込み含む)性能は、AirPods Proには及ばない印象です。

購入して良かった点

音が良い

SE215とは雲泥の差。

私は普段ゲーミングPCでは、SONYの「MDR-7506」を使用していますが、さすがにそれと比べると改造感は劣りますけど、「INZONE Buds」の方が低音が豊かで迫力のある音が鳴ります。

SONYのイヤホン/ヘッドホンの味付けが好きな方に対しては、期待を裏切らない音です、とお伝えしておきましょう。

遅延を感じない

ゲーム機やスマホにBluetoothイヤホンを接続すると、ハッキリとわかるぐらい音が遅延しますが、「INZONE Buds」はシューティング、アクション、RPGなどを遊んだ限りでは、全く遅延を感じませんでした。

音ゲーも大丈夫!…とは言えないので、音ゲーで使いたいなと思っている方は、家電量販店やSONYストアで試聴させてもらった方がいいとは思いますが。

微妙だった点

ホワイトノイズが気になる?

価格コムあたりでレビューを見ると「ホワイトノイズが~」と言っている人がいますが、私はそれほど感じませんでした。

無音状態で注意深く聴くと、両耳に指を突っ込んだ時に聴こえる「ゴゴゴゴゴ…」みたいな音が、うっすら、本当にうっすら聴こえます。

めちゃくちゃ耳のいい人なら気になるかもしれませんが、私は全く気になりませんね。そもそもゲーム音の方がうるさいし(笑)。

余談ですが、プロeスポーツのオフライン大会では、実況の声が聴こえないよう、選手たちのヘッドホンにホワイトノイズが流されてるんですよね。

これってトリビアになりませんかね。

対応コーデックが少ない

Bluetooth LE3対応機種って少ないんですよね。あわよくばハイレゾウォークマンで使いたいと思ってたんですが、ダメでした。

最近のスマホであれば、XperiaとかGoogle Pixelの最近のやつはOKみたいですけど、iPhoneはダメのようです。

iPhoneもUSB-Cの機種であれば、ドングルを挿すことで利用可能ですが、ちょっとダサいですよね。同時に充電もできなくなりますし。

音楽用には普通のイヤホン買ってください(笑)。

バージョンアップにPCが必要

2024年5月26日現在、イヤホン本体のバージョンアップにはPC(Mac不可)が必須となっております。

イヤホンのバージョンアップはPCのINZONE Hubから行います。
イヤホンのバージョンアップはPCのINZONE Hubから行います。
アップデートは結構時間がかかる印象(10分以上)。ケースに入れたままアップデートできないのはちょっと不便じゃないかい?
アップデートは結構時間がかかる印象(10分以上)。ケースに入れたままアップデートできないのはちょっと不便じゃないかい?
2024年5月26日現在の最新バージョンは「02.000.002」です。細けぇ。
2024年5月26日現在の最新バージョンは「02.000.002」です。細けぇ。

そのうちスマホアプリにも対応するかもしれませんけど、現時点ではそういうことですのでお気をつけください。

充電ケースの作りが安っぽい

AirPodsと比べてしまって申し訳ないのですが、ケースの作りが安っぽいです。

フタのヒンジ部が弱々しくガタつきがあり、あらぬ方向に力を入れると、すぐにバキッっと折れてしまいそうです。

これが充電ケース。ちょっと安っぽい作り。傷もつきやすそうなのでシリコンカバーがほしい。
これが充電ケース。ちょっと安っぽい作り。傷もつきやすそうなのでシリコンカバーがほしい。

AirPodsケースの、あのパチンと密閉される感触が好きなんですけどね。価格帯が違うので無茶言うなって話ですが。

今回のオススメ度

今回紹介したSONY「INZONE Buds(WF-G700N)」の個人的評価は★★★★★(星五つ)です。

価格帯やゲームに特化した仕様であることを考えると十分な音質・性能です。私は非常に満足しています。

最初っからこれを買っておけばよかった。後悔。

ではまた。