薄っぺらい映画評「逆転裁判」

2019年6月23日

逆転裁判

CAPCOMの人気ゲームを実写化した「逆転裁判」を、iTunes Storeでレンタルしてみました。HD版の価格は500円、レンタルはあっても購入はないみたい(2012.12.14現在)。

iTunesのレビューみると、すこぶる評判いいんですよねぇ。ポスターから伝わる 「キャラクターの忠実すぎる再現っぷり」から、どことなく地雷臭を感じた私は少数派なんでしょうか(笑)。

本作はタイトルどおりの裁判モノ。劇中はゲームでしか成立しないような変なキャラクタがわんさか登場します。この変な世界観を許容できるかどうかで、本作の評価は変わってくると思いますね。

私はまぁゲームの方のファンなので許容できましたけど、知らない人は『なんじゃあの髪型は!』っていうところでまず引っかかると思います(笑)。

ストーリーは原作のいくつかのシナリオをミックスしたもの。駆け足で進んでいくので、ゲームやったことある人じゃないと理解できない部分が多いんじゃないかなぁ。逆にゲームやったことある人は「あ〜あれね!」と、細かいネタを探して楽しむことができると思います。

弊社のザックリとした感想はこんなところ。

  • 裁判中、空中に描かれる謎の立体映像
  • 一部の配役が香取慎吾の両津勘吉くらい合ってない
  • サユリさんの幻影が怖すぎる
  • 鮎川誠の演技がちょっとアレ

文句しかでてませんね(笑)。でも小日向文世さんが出てくるあたりは、演技・ストーリー共に素晴らしく、一瞬、映画の世界に引き込まれました。まぁそこだけなんですけど(笑)。

全体的に可も無く不可もなく。漫画、アニメ、ゲームを原作とした日本の実写映画ってなんでこうなっちゃうんでしょうかねぇ。

ネタ切れとか色々言われてるけど、やっぱりハリウッド映画って凄いなって思いました(笑)。

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