メガドラ用のHDMI変換ケーブル「HYPERKIN HDTV CABLE FOR GENESIS」を買ったので画質を比較してみた
皆さんこんにちは。しゃべりが下手なのにゲーム実況に興味があるシオナイト(@sheonite)です。
まぁゲーム実況やるといっても、最近流行っているゲームとかeスポーツの競技で採用されているゲームなんかやったって絶対勝負にならないので、私のようなオッサンの主戦場といえばもうレトロハードということになってしまうわけです(偏見)
ということで今回、レトロハード実況で活躍する(かもしれない)アイテム、メガドライブ用HDMI変換ケーブルをゲットしましたので紹介します。
製品概要
ご紹介するのは、HYPERKINという米国(おそらく)のメーカーが発売している「HDTV CABLE FOR GENESIS」というHDMI変換ケーブルです。GENESISという名称が付いていますが、国内の初代メガドライブ、メガドライブ2でも使用することが可能です。
箱の中には変換ケーブル本体と、給電用USBケーブル、メガドラ側の端子をメガドラ2用からメガドラ(初代)用に変換するケーブルが入っています。
ケーブルの中間に小さいBOX部分があり、おそらくここに映像出力を変換する回路が仕込まれているのでしょう。多少熱が出るのか、通気口が設けられています。冷却ファンは付いていない模様。また、ボックス側面には給電用のUSBケーブルを刺す端子もあります。
BOXには映像出力を4:3か16:9に切り替えるスイッチが付いています。16:9だとモニターいっぱいに映像が引き延ばされ、4:3だと昔ながらのテレビサイズで表示されます(左右に黒い帯が表示される)。
私が所有しているメガドライブは初代であるため、変換ケーブルとメガドライブの間にもう一本、先ほど紹介したケーブルを噛ませる必要がありました。
メガドライブ、HDMIモニタ、USB充電器にケーブルが伸びているので、見た目はあまり美しくないですね。片づける時もゴチャッとなりそうです(笑)
画質検証
所有する初代メガドライブ(S端子付きに改造されたもの)を使用し、コンポジット(黄・赤・白のケーブル)、S端子との比較映像を撮影しましたので良かったらご覧ください。
ちなみにコンポジットとS端子はI・O DATAの「GV-USB2/HQ」を使って取り込んでいます。HYPERKINの方はちょっと前に買った「Elgato 4K60 Pro」で取り込み。
購入して良かった点
映像がキレイ!
HDMIならではのクッキリハッキリ画質が得られます。
また、コンポジットやS端子などと違い、動きの激しいシーンでのインターレス特有の横シマが出たりもしません。これは上の動画を観ていただければわかると思いますのでぜひそちらを。
遅延がほぼない
「Elgato 4K60 Pro」に付いているパススルーを使用し、キャプチャーソフトを開いているPCとは別のモニターを観ながらプレーしましたが、私が気付けるレベルの遅延はありませんでした。
「GV-USB2/HQ」だとパススルーが無いため、キャプチャーソフトの画面を見ながらのプレーになるんですが、まぁシューティングやアクションゲームは無理!というレベルで遅延が発生するんですよね。
このケーブルは優秀です。
微妙だった点
ちょっと映像が暗い
比較動画を観ていただければわかりますが、ちょっと映像が暗いです。動画にあるデモプレイのシーンは背景が海なんですが、HYPERKINの変換ケーブルを通すと、ほぼ真っ黒につぶれてしまっています。色味もちょっと違う。
ちゃんとした色合いにするには動画編集ソフトなどで調整が必要になると思います。そんなのやってられん。
今回のオススメ度
今回紹介した「HDTV CABLE FOR GENESIS」のオススメ度は★★★★☆(星四つ)です。
「互換機ではなく、俺はメガドライブ実機をクッキリとした画質で楽しみたいんだ!」という方には是非お勧めしたい商品です。私もかなり満足しています。ただ、明るさ(色合い)がちょっと変わってしまうところは気になる人には気になるかな、と。
なお、同メーカーは、メガドラ(ジェネシス)以外にも、スーファミ・N64・ゲームキューブ用、セガサターン用、ドリームキャスト用など、さまざまなレトロハード用のHDMI変換ケーブルを発売していますので、気になる方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
ではまた。
【HYPERKIN】HDMI変換ケーブルメガドライブ専用 HDTV CABLE For Genesis1・Genesis2・Genesis3 HDTV Cable
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