MacのBoot CampでWindowsを動かして嗚呼、斑鳩が行く…

2019年6月19日

Macで斑鳩が行く

どうも、井内ひろし氏の大ファン、シオナイト(@sheonite)です。皆さんもご経験があると思いますが、私も無性に「斑鳩」で遊びたくなることがあります。無いですか。

一応、ドリキャス版は持っているのですが、引っ張り出すのは面倒くさい。Xbox Live Arcade版の利用権は買ったのですがXbox売り払っちゃった。Nintendo Switch版が2018年5月30に配信されるけど、それまで待てそうにない(いやいや、すぐじゃねぇか)。

と、いろいろ考えた挙げ句、今回はMacでマルチブート機能を実現する「Boot Camp」を使ってWindowsのSteamで「斑鳩」を楽しんでみることにしました。

理想 -USBメモリを準備する-

今回WindowsをインストールするMacは、「MacBook Pro 15inch mid 2012」という、ちょっと古い機種ですが、Core i7だし、GPUも一応「NVIDIA GeForce 650M」だし、メモリも16GBに増設しているし、まぁなんとかなると思います。

ちなみに最初の手順としてUSBメモリを準備する必要があるのはちょっぴり古めのMacだけで、Appleのサポートによると、以下の機種は内蔵ドライブ内に必要なファイルを保存するので、USBメモリは必要ないそうです。

  • MacBook Pro(2015以降)
  • MacBook Air(2015以降)
  • MacBook(2015以降)
  • iMac(2015以降)
  • iMac Pro
  • Mac Pro(Late2013)

今回買ってきたUSBメモリはBUFFALOの超安い16GBのやつ。重ねて申し上げますが、上記以降の機種はUSBメモリを準備する必要はありませんのでお間違えのないように。

BUFFALO RUF3-YUF16GA
BUFFALO RUF3-YUF16GA

高いヤツの方がインストール時間とかも短くなっていいんでしょうけど、インストール時1回限りの出番しかないので、もう安いのでいいです。時間なんて我慢すればいいし。

なお、USBメモリを使ってインストールする場合、必ず16GB以上のものを用意してください。容量が足りないとインストールの時点でハネられますのでご注意を。

試練 -Windowsを買う-

Macユーザーとしては屈辱的な行為ではありますが、これがないと仕方ありません。Windowsを買います(笑)

量販店の店頭とかで買ってもいいんですが、すぐに斑鳩りたいので、Amazonでプロダクトキーだけ買います。

AmazonでWindows10を購入
AmazonでWindows10を購入

うわ…高っ!

こんなことなら中古でXbox買ってくればいいじゃないかという心の声を抑えつつ、コード購入ボタンをポチり。

購入したら即、プロダクトキーが表示されますのでメモりましょう。メールでも通知されるので、そちらを参照してもいいです。

プロダクトキー
プロダクトキー

プロダクトキーを入手したら、Microsoftのダウンロードセンターで、WindowsのISOファイルを入手します。

Microsoftのダウンロードセンター
Microsoftのダウンロードセンター

今回はWindows 10 Home の64bit版をダウンロードします。ファイルはダウンロードフォルダとかデスクトップとか、適当なところに置いておけばいいです。ダウンロードしたISOファイルの処理は、後述するBoot Camp アシスタントがやってくれますので。

信念 -Boot Camp アシスタントを起動する-

ではWindowsのインストールに入っていきます。冒頭で準備したUSBメモリを刺し、MacのデスクトップでLaunchpadを起動します。Launchpadってアレですね。F4キーを押したらiPhoneとかiPadみたいにアプリのアイコンが並ぶアレ。

並んだアイコンの中に、ユーティリティーが詰め込まれた「その他」というアイコンが表示されると思いますので、その中にある「Boot Camp アシスタント」を起動しましょう。

Boot Camp アシスタント
Boot Camp アシスタント

あとはBoot Camp アシスタントの指示に従って進めていきます。

WindowsのISOファイルの場所と保存先のUSBメモリを聞かれますので、それぞれ選択。ISOファイルはMicrosoftのサイトでダウンロードしてきたアレですね。

ISOイメージとUSBメモリの指定
ISOイメージとUSBメモリの指定

USBメモリへのファイル保存はそれなりに時間がかかりますので、落ち着いて待ちましょう。「あと○分」表示の適当さよ…。

Windowsをインストールするため、内蔵ディスクの分割を求められます。

Windows用のパーティションを作成
Windows用のパーティションを作成

50GBくらい割り当てればいいって聞きましたけど、ゲームとか入れたいので余裕をもって100GBっと。

ここまでくればMacOS側の作業は終了。自動的に再起動され、Windowsのインストールが始まります。

現実 -Windowsを起動する-

再起動されたら、基本的に指示通り操作していけば問題ありません。

早々にWindowsのプロダクトキーを求められますので、Amazonで発行されたキーを入力しましょう。

Windowsのライセンス認証
Windowsのライセンス認証

私が少し引っかかったのが、インストール場所の指定のところ。「BOOTCAMP」と書いてあるパーディションを選択すればいいのですが、インストールできませんとの警告が。

Windowsのインストール場所選択
Windowsのインストール場所選択

これどうも、ドライブのファイルシステムが合わないみたいで、Windowsで使われている「NTFS」ってやつでフォーマットすればいけそう。

BOOTCAMPを指定した状態でフォーマットのアイコンを押し、NTFSでフォーマットを実行します。これでOK。間違ってもBOOTCAMP以外のパーティションを選択しないように。多分、大惨事になります。

無事、Windowsのインストールが完了すると、自動的に「Boot Camp インストーラ」が起動し、MacでWindowsを使用するための各種ドライバのインストールが開始されます。

Boot Camp インストーラ
Boot Camp インストーラ

これでWindowsのインストールは終了です。今後はMacの電源を入れる時や再起動する時にoptionキーを押しておけば、Macで起動するのかWindowsで起動するのか選択できるようになります。

おつかれさまでした。

輪廻 -斑鳩で遊ぶ-

Steamのセットアップはすっ飛ばします(笑)。斑鳩起動!!

斑鳩を縦画面で
斑鳩を縦画面で

これこれ、これがやりたかった。縦画面で斑鳩やるために、モニタをピボットできる「エルゴトロン LXデスクマウントアーム」を買ったと言っても過言ではありません(過言)。

動作の方も特に問題なし。60〜59fpsは常時出ております。動いてるところはこんな感じ。

下手なのは許してください。これから精進していきますので。動画が途中で終わっているのは、もちろん、これ以降チェインが繋がらなかったからです(涙)。

ちなみにコントローラはPS4のDUALSHOCK 4を使用。

DUALSHOCK 4
DUALSHOCK 4

Steamは正式対応していますので、全く問題なく動作します。ライトバーの色も設定で変えられるんですよ。スゲー。

 

以上、MacのBoot CampでWindowsをインストールしてSteamの斑鳩で遊んでみるの巻でした。